コンサルティングを受けて、あるいは研修を受けて、「なるほど!これで問題を解決できる。現場で実践出来そうだ!」と思ったけれども、現場に帰ってみたら実践出来なかったという経験はありませんか?
コンサルティングを依頼、研修を受講するといった方々は、現場で何か成果を出したいと思っているはずです。
でも、現実にはうまくいっているケースが少ないように思います。
それはなぜでしょうか?
次に挿絵をご覧下さい。
いかがでしょうか。こんな事が職場で起こっていないでしょうか。
こうした現状を当社では次のように変えていきたいと考えています。
お客様が求めているのは、自らが納得出来る課題の解決策を見出すことであり、その解決策を実行することで、
得られる成果だと思うのです。
今までのような「べき論」コンサルティングや、大量生産・知識付与型の
「集合研修、教育」では、ないのではないでしょうか?
では、そのお客様が納得出来る課題の解決策と成果を、どのように導き出せばよいのでしょうか?
当社では、次の2つの要素が必要であると考えています。
●ペダゴジーではなく、アンドラゴジーの活用
●共感力の高いコンサルタントの登用
お客様の内なる力を引き出す技術が不可欠であると当社では考えています。
現在市場に出回っているコンサルティングサービス、研修・教育のほとんどは、アンドラゴジーの考え方を
適用していないため、どこか一方的になっている側面は否めません。
大人が学習をする、変革を起こす、行動を変えるためには、その必然性を認識する必要があります。
それ無しには、どういった知識や変革事例を見聞きしたところで、実際の行動にはつながりません。
しかしながら、ほとんどの場合、そうした「場」をないがしろにした、プログラムの設計がなされているために
(コンサルティングにしろ、研修にしろ)、うまく狙った成果が出せていないようです。
当社では、提携企業のコンサルタント、ファシリテーターに対しても、アンドラゴジーの基本概念、
スキルを習得して頂いており、単なるコンサルティング、ファシリテーションに留まらず、お客様ご自身が
納得出来る解決策、成果を導き出せるようなコンサルティングサービス、経営に貢献出来る「実践の場」の
創出を行っております。
加えて、コンサルタント、ファシリテーターの経験、実際に自分自身が主導してプロジェクトを組織内にて
率いたことがあるか否かを非常に重要視しています。
組織内に変革を起こし、周囲を今までと違う方向に導いていくことは、とてもエネルギーのいる仕事です。
社内政治を始め、新たな試みを阻もうとする障壁が、組織内にはたくさん存在するからです。
そうした事情を最初から全く無視して、「べき論」を展開すべきではないと、当社では考えています。
むしろ、そうした困難な障壁をどのように克服していくことが出来るのか、共に考え、伴走出来るお客様の
パートナーでありたいと考えています。
そのためには、お客様の置かれている状況に対して、きちんと共感出来ることが重要であり、お客様の経験と
同じようなことをコンサルタント自らが経験していることが重要であると考えています(もちろん、経験なしに
共感出来る優れた方もいらっしゃいますが)。
こうした修羅場を共に経験し、共に悲しみ、怒り、泣き、笑い、喜びを分かち合えるからこそ、
踏み出すべき時に「踏み出した方が良いと思います」と説得力を持って進言出来ると思うのです。
当社の提供しているサービスは、学習そのものを目的とした研修・教育ではありません。
全て経営への貢献を高めることを狙いとしたプログラム構成となっております。
組織に所属する誰もが持っている力を引き出し、組織として最大化し、成果を創出するお手伝いによって、
お客様に貢献することを念頭において、今後もサービスの提供に努めてまいります。